世代を超えて多くのファンから愛され続けているロックバンドSUPER BEAVER(スーパービーバー)。ストレートに心に響く歌詞が魅力で、ライブバンドとして不動の人気を誇っています。
今回は、そんなSUPER BEAVERの
- 経歴
- メジャー落ち&再契約の理由や時期
- 名前の由来
- ボーカル変わった?
について調べてまとめてみました!
【SUPER BEAVER(スーパービーバー)】経歴は?メジャー落ち&再契約の理由や時期まで紹介!
SUPER BEAVERは、
- 渋谷龍太(ボーカル)
- 柳沢亮太(ギター)
- 上杉研太(ベース)
- 藤原広明(ドラム)
のメンバーで構成されている4人組ロックバンドです。楽曲の魅力やバンド性としてはもちろんですが、SUPER BEAVERといえば、
- 「とにかくライブがすごい!」
という声が多く、メンバー1人1人の熱い思いがストレートに伝わるライブなのだそうで、「他のバンドとは何かが違う」と言われているようです。
SUPER BEAVERの特徴の1つは、
- 柳沢亮太さん(ギター)が作詞作曲を担当している楽曲が多い
ことです。バンドってボーカルが作詞作曲することが多いイメージですが、SUPER BEAVERはギタリストの柳沢亮太さんがほとんど楽曲を作っているのだそう。それもあって、よりバンドとしての一体感が強いのかもしれないですね!ただ、
- 渋谷龍太さん(ボーカル)が作詞作曲している曲もある
ので、気になる方はぜひ聴き分けてみてください!
そんなSUPER BEAVERは、
- 同じ高校の先輩後輩だった渋谷龍太さん(ボーカル)、柳沢亮太さん(ギター)、上杉研太さん(ベース)
のメンバーに、
- 柳沢亮太さん(ギター)の幼馴染だった藤原広明さん(ドラム)が加わる
形で、
- 2005年4月に結成
されました。ちなみに、
- 渋谷龍太さん(ボーカル)と上杉研太さん(ベース)が先輩
- 柳沢亮太さん(ギター)と藤原広明さん(ドラム)が後輩
という関係性です。
結成後は、
- 『TEENS’ MUSIC FESTIVAL 2005 全国大会』にてオーディエンス大賞を受賞し、翌年2006年の大会ではグランプリとオーディエンス大賞を同時に受賞
し、初期の頃から実力派バンドだったことがうかがえます。この『TEENS’ MUSIC FESTIVAL』は、
- 参加できるのは10代限定
の音楽コンテストで、これまでに
- aiko
- 絢香
- Kiroro
- 椎名林檎
- NICO Touches the Walls
- BUMP OF CHICKEN
- UNISON SQUARE GARDEN
- GO!GO!7188
などといった有名アーティストが多数出場していたようなので、歴史のある大きなコンテストであることが分かりますね。
- 2007年3月に下北沢で行われた初ワンマンライブはsold out
となり、当初は下北沢・渋谷を中心にライブ活動を行っていましたが、これを機にライブの活動場所を関東近郊にまで広げることになったSUPER BEAVER。
- 2007年12月 インディーズレーベルより1stミニアルバム『日常』をリリース
さらに、翌年の
- 2008年11月 2ndミニアルバム『心景』をリリース
し、『心景』発売後には
- 初の全国ツアーが開催
され、各地でライブパフォーマンスが話題を集め、ファイナル公演のチケットは完売となりました。そして、SUPER BEAVERは
- 2009年6月3日 EPIC Records Japanより1stシングル『深呼吸』でメジャーデビュー
を果たしました。
- 表題曲の「深呼吸」がアニメ『NARUTO-疾風伝-』のエンディング曲
- カップリング曲の「道標」がアニメ『NARUTO-少年編-』のテーマソング
に選ばれ、
- 史上初の同時タイアップ
として抜擢されました。デビュー後はシングルも順調にリリースされ、同年
- 2009年11月 1stフルアルバム『幸福軌道』をリリース
するなど、着実に活動を進めていきます。
- 2010年3月から全国ツアー『幸福軌道ツアー2010』を全国7ヶ所で開催
し、さらに同年
- 2010年9月から12月までツアー『SUPER BEAVER まわる、まわるツアー2010』を開催
そして、同年
- 2010年10月にリリースされた3rdミニアルバム『SUPER BEAVER』が映画『ソラニン』のプロデューサーに注目された
ことがきっかけで、
- 映画内に登場するバンド『ロッチ』にアルバム収録曲「ささやかな」を提供
し、話題となりました。
メジャーデビュー当時から大人気アニメのタイアップを任されるなど大活躍していたSUPER BEAVERでしたが、
- 2011年秋に所属していたレーベル・事務所を離れる
選択をし、
- メジャー落ち
することに。メジャーデビューからわずか2年でメジャー落ちしたということになりますが、メジャー落ちの理由については、
- 決められたことが多い中での音楽活動でバンドの空気が悪くなった
ことが大きな理由のようですね。さらに、そんな状況での活動を続けるうちに、
- 過労により渋谷龍太さん(ボーカル)が倒れた
ことがきっかけで、レーベル側と体制について話し合いを行いましたが、結局折り合いがつかず、SUPER BEAVERは、
- 当時のマネージャーとともにレーベルを離れることになった
ということです。どうしても”メジャー落ち”と聞くと、バンドの実力不足であるとか、ネガティブなイメージを持ってしまいますが、こうした理由を知ると、SUPER BEAVERのメジャー落ちは、どちらかというと前向きな選択のような気がしますね。
メジャーを離れてからすぐに、全国にSUPER BEAVERを広げるために
- 年間100本を超えるライブ活動
を行っていたとのことで、当時はその活動資金を調達するために、
- メンバー全員がアルバイトしていた
そうです。アルバイトの種類は、
- 渋谷龍太さん(ボーカル):居酒屋のホール
- 柳沢亮太さん(ギター):ハンバーガー屋
- 上杉研太さん(ベース):ラーメン屋とカフェ
- 藤原広明さん(ドラム):ピザ屋のデリバリー
だったということで、それぞれお互いのお店に立ち寄ることもあったみたいです。ライブ巡業の移動手段も、全て自分達で準備しなければならず、
- 購入した中古車で全国をまわっていた
とのことで、メジャーデビュー当時では恵まれた環境だったからこその苦労も多かったみたいですね。
そうした活動を続けていく中で、
- 2012年4月に自主レーベル『I×L×P× RECORDS』を設立
し、同年
- 2012年7月には2ndフルアルバム『未来の始めかた』をリリース
し、その後、全国ツアーを開催しました。
- 2013年10月にeggmanスタッフYUMAと共に設立した新ロックレーベル『[NOiD]』所属
となり、
- 2014年2月にはレーベル[NOiD]の1枚目の全国流通盤となる3rdフルアルバム『361°』をリリース
し、全国ツアーも開催されました。
- 2015年4月には4thフルアルバム『愛する』をリリース
し、その後行われた全国ツアーは、
- THE ORAL CIGARETTES
- sumika
- My Hair is Bad
などの有名バンドを含むゲストと共に開催され、
- ファイナルを含む10公演以上でsold outを記録
しました。その後も
- ワンマンライブや全国ツアーはsold out続き
となり、瞬く間にSUPER BEAVERの名が全国に広がっていきます。
- 2016年6月の5thフルアルバム『27』は初のオリコン週間TOP10入り
を果たし、同年
- 2016年10月リリースの初ライブDVD『10th Anniversary Special Set「未来の続けかた」』はオリコン週間音楽DVDチャートで1位を獲得
翌年
- 2017年5月にはオフィシャルファンクラブ『SUPER BEAVER友の会』が発足
され、同年
- 2017年9月リリースの5thミニアルバム『真ん中のこと』は、オリコン週間CDアルバムチャートで6位にランクイン
を果たし、SUPER BEAVER最高位を獲得しました。
- 2018年に開催された対バンツアー『都会のラクダ Tour 2018 〜前人未到のラクダチェリーパイ!〜』は全公演即完売
し、このツアーで全47都道府県を制覇。同年
- 2018年4月30日には初の日本武道館単独公演を開催
し、こちらもチケットは一般発売日に即sold outだったということです。
- 2018年6月リリースの6thフルアルバム『歓声前夜』は自身最高セールスを記録
し、同年
- 2018年7月~10月にかけて行われた初の全国ワンマンツアーでは全14公演sold out
となり、翌2019年に行われたツアーでも続々とsold outが続き、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を続けていきます。そして、
- 2020年4月 Sony Music Recordsよりメジャー再契約を発表
し、1度メジャー落ちしたSUPER BEAVERでしたが、結成15周年という大きな節目にメジャー再契約となりました。
渋谷龍太 コメント
俺たちの15年は、鼻で笑われたこと、出来ないと言われてきたこと、後ろ指差されたことの一つ一つを4人でやってきた年数。そして“4人でやってきたこと”イコール“4人だけでやってきたこと”ではないということを嬉しいくらいに痛感した15年だ。
メジャーは一度落ちたら戻れないって、音楽続けることも難しくなるって、どこに行っても言われた。定説つくってくれてありがとう、気合入ったよ。
バンドドリームなんてどうでもいい。ドラマがやりたいんじゃなく、ドラマにしてきたしこれからもしていくのがスタンス。それがロマンってものでしょう。
メジャーデビュー否、再契約。
まだ手を取ることに躊躇していたなら、手なんか取らなかった。あなたとポップミュージック背負って、次は勝ちに行けると思ったんだよ。
これからもより一層、何卒よろしく。Sony Music Records コメント
10年前に断腸の思いで離してしまったその手を、もう一度思いっきり伸ばし続けたら握り返してくれました。これから真心と誠意を持って、心を込めて4人の音楽をSUPER BEAVERを必要とする多くの“あなた”へ届けるお手伝いをしていきたいと思います。引用元:https://natalie.mu/music/news/374669
メジャー再契約については、本来であれば、
- 代々木公園野外ステージでのフリーライブで発表する予定だった
とのことですが、おそらく新型コロナウイルスの関係もあり、配信での発表になったみたいです。ちなみに、メジャー再契約に至った経緯や理由については、
渋谷:自分たちの中では自然な落とし所というか、おそらくそうなるだろうと思ってました。具体的にレーベルと話したのは3年前ぐらいで……その辺から生々しくなってきました。最初にメジャーデビューして、一度落ちたときも二度とあんなところに行くものか!とは思ってなくて。
柳沢:最初の最初は好きなことだけやってやる、コノヤロー!という気持ちはありましたけどね。それから[NOiD]に2013年に入って、そこでできることがめちゃくちゃあったんですよ。で、2016、17年あたりに[NOiD]でやれることにも限りがあるのかもなって。このままでもいいけど、面白いと思ってくれる人と手を組むのもありだなと。
引用元:https://music.fanplus.co.jp/special/20200615388449ef8
一度メジャー落ちを経験したからこそ、見えてくるものや感じるものがあったのでしょうね。
ということで、上記の経歴から、メジャー落ち&再契約については、
- メジャー落ち
- 時期:2011年秋頃
- 理由:
- 決められたことが多い中での音楽活動でバンドの空気が悪くなった
- 過労により渋谷龍太さん(ボーカル)が倒れた
- メジャー再契約
- 時期:2020年4月
- 理由:「まだ手を取ることに躊躇していたなら、手なんか取らなかった。あなたとポップミュージック背負って、次は勝ちに行けると思ったんだよ。」(ボーカル渋谷龍太さんコメント)
とまとめることができそうです。
メジャー再契約以降、最近はさらに注目度を高めているSUPER BEAVER。音楽性だけじゃなく、これまでの経歴や背景を知った上でSUPER BEAVERが大好きというファンの方が多いのではないでしょうか。ファンが増え続けているのにも納得ですね!
【SUPER BEAVER(スーパービーバー)】名前の由来は?
『SUPER BEAVER』という名前の意味や由来については、
- 柳沢亮太さん(ギター)の「動物の名前をつけたい」という発言から最初に”ビーバー”が決まって、語呂がいい”スーパー”を頭につけて『スーパービーバー』になった
そうです。なので、バンドの名前については
- 特に深い意味はない
ということですね。ちなみに、他の候補としては、
- 『画鋲』
という名前もあったそうですが、
- 渋谷龍太さん(ボーカル)以外のメンバーは全員『SUPER BEAVER』派だった
こともあり、SUPER BEAVERで決定したとのこと。渋谷龍太さんは『画鋲』派だったみたいですが・・・これはなかなか個性的なバンド名ですよね!
ちなみに、バンドの呼び方については、
- 「ビーバー」
- 「SPBV」
の略称で呼ばれています。
【SUPER BEAVER(スーパービーバー)】ボーカル変わった?
SUPER BEAVERについて調べていると、なぜか「ボーカル変わった」とのワードが出てきたので、詳しく調べてみました。
結論から言いますと、上記の経歴からも分かるように、
- SUPER BEAVERのボーカル(渋谷龍太さん)は一度も変わっていない
です。ではなぜ「ボーカル変わった」との噂があるのでしょうか。それは、
- Twitter(現X)の投稿
が理由のようです。
SUPER BEAVER。
ボーカル変更のお知らせ。 pic.twitter.com/PrTb3MMxO1— 渋谷龍太 SUPER BEAVER (@gyakutarou) April 17, 2019
ファンの方々も驚きだったようですが・・・これはたしかに一瞬焦りますよね!実際にボーカルが変更されることはもちろんなく、結成から現在に至るまでSUPER BEAVERのボーカルは渋谷龍太さんが担当されているので、ご安心ください!!
まとめ
今回は、SUPER BEAVER(スーパービーバー)の
- 経歴
- メジャー落ち&再契約の理由や時期
- 名前の由来
- ボーカル変わった?
についてご紹介しました!
- 2005年4月に結成
- 2009年6月3日 EPIC Records Japanより1stシングル『深呼吸』でメジャーデビュー
- 2011年秋に所属していたレーベル・事務所を離れてメジャー落ち
- 2012年4月に自主レーベル『I×L×P× RECORDS』を設立
- 2013年10月にeggmanスタッフYUMAと共に設立した新ロックレーベル『[NOiD]』に所属
- 2020年4月 Sony Music Recordsよりメジャー再契約
- メジャー落ち
- 時期:2011年秋頃
- 理由:
- 決められたことが多い中での音楽活動でバンドの空気が悪くなった
- 過労により渋谷龍太さん(ボーカル)が倒れた
- メジャー再契約
- 時期:2020年4月
- 理由:「まだ手を取ることに躊躇していたなら、手なんか取らなかった。あなたとポップミュージック背負って、次は勝ちに行けると思ったんだよ。」(ボーカル渋谷龍太さんコメント)
- 柳沢亮太さん(ギター)の「動物の名前をつけたい」という発言から最初に”ビーバー”が決まって、語呂がいい”スーパー”を頭につけて『スーパービーバー』になった
- 2019年の渋谷龍太さんのTwitter(現X)の投稿が理由で「ボーカル変わった」との噂が出た
- 結成から現在までSUPER BEAVERのボーカル(渋谷龍太さん)は一度も変わっていない
メジャー落ち、そしてメジャー再契約という異例の経歴を歩んできたSUPER BEAVER。バンドとしての実力の高さだけでなく、たくさんの苦労も経験しているその背景こそが、SUPER BEAVERの最大の魅力なのかもしれませんね。今後のさらなる活躍にも期待大です。応援し続けましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました☆